音楽班

音楽班の活動報告や楽曲紹介などです。

Studio One Prime を用いたDTM入門

この記事はKCS Advent Calender 17日目の記事です。
 
初めまして、生命情報学科3年生の紫藤です。KCSでは音楽班で活動しています。今回はDTM初心者の私が音楽班に入って一曲作れるようになるまで具体的に何を行ったか、利用させて頂いた記事等を紹介していきます。

DTM興味あるけどなんも分かんねーって方は、記事内のリンク集が参考になるかもしれません。
(DTM入門!っていうサイトは星の数ほどありますが、身近な体験談ってことで差別化を一つ。)

使用環境
OS: windows 10
DAW: Studio one 3 prime (現行版は4)

1. DAWインストール

DAWは作曲に使うソフトです。無料で使えるものはいくつかあるのですが、私はStudio One Prime を使用しました。以下のサイトに分かりやすい導入方法が載っています。↓
https://sleepfreaks-dtm.com/for-beginner-studioone/studio-one-4-prime/

このとき追加音源の導入に失敗すると、音がでなくて詰みます。私は一度再インストールしました()
 

2. 設定

 
始める前にまずキーボードショートカットの設定をしておくことをお勧めします。
譜面の再生・停止がデフォルトではテンキーに割り当てられているので、別の触りやすいキーに割り振ると良いと思います。私は停止をF4, 再生をF5に充てました。
設定方法は以下のリンクが参考になります。(再生は”スタート”、停止は”停止”なので、検索窓にそれらを入力)
http://kumagaimashairo.com/archives/7689392.html

3. DAWに触れる

 
操作方法については、検索すれば分かりやすい解説がいくつもあります。「studio one prime 使い方」等で検索するとザクザク出てきます。(studio one 4自体のリファレンスは現状少ないのですが、UIは過去バージョンと大差ないため、3の解説でも十分役に立つと思われます。)

まず↓のサイトにお世話になりました。「新規ソングの作成」「Presenceの立ち上げ:その1」「ピアノロールで打ち込み:その1~4」の辺りの項を読めば、楽器を選んで音を鳴らせるようになります。
https://kaymusic-online.com/index.php?studiooneprime

流れを掴むのに↓の動画も分かりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=VJnGqfkZhOw&t=1021s

 
とりあえず適当に楽器を選んで音を出せるようになった頃からは、以下のサイトを参考に打ち込みをしました。↓
http://dtm.55-52.com/

「ドラム打ち込み講座」「ベース打ち込み講座」「エフェクト使い方講座」等の記事が役に立ちます。特にドラム打ち込みはDTM始まった感があってすごく楽しかった記憶があるので、おすすめです。
studio one での打ち込みについては↓を参考にすると良いです。
https://abc-musicschool.com/online/2017/04/dtm_lesson4-2/

鼻歌で考えたメロディにドラムを付けてみるだけで一気に曲らしさが増したり。あとはリバーブを付けてみると楽器が艶っぽくなってテンション上がったりします。
(リバーブについては上のエフェクト使い方講座、その使用方法は以下リンク↓)
https://www.studiorag.com/blog/fushimiten/studio-one-mix/2

4. 作曲

 
メロディとドラムがあればだいぶ曲らしくなるのですが、そこから別の楽器の音色を重ねていくのには、少し知識が必要です。

自分が行った作曲の手順での必要知識は、ドレミファソラシドの鍵盤上の位置や、音階の英語名、曲にはそれぞれキー(調)があり使用できる黒鍵や白鍵が決まってること、などです。要するに、「Cメジャースケール」だとか「ト長調」って言われて分かればOKです。
知らなかった方は以下リンクをご参考に
http://music.nonono.jp/composition/composition01
http://joy-music.jp/magazine/articles/compose/key/
https://thesaibase.com/music/theory/alphabet

(そんなの面倒くさいって場合は「ループ作曲法」とかググると良いです。ループ素材の使用方法は↓)
https://www.youtube.com/watch?v=PGEMX4jJWBw&list=PL53836339204520C2&index=16

 
私が一曲目に作ったのは、Koto(琴)とPan Fluteがメロディ、Basic kit(ドラム)があって、他にはFingered Bass(ベース)が低い音を単音で弾き、とGrand Pianoが和音を弾くという構成です。
まずは先ほどのドラム打ち込み講座で打ち込んだドラムのパターンをコピペで増やして、そこに鼻歌でメロディを考えて琴とフルートで鳴らしました。
この次に、メロディからこの曲の調を割り出しを行いました。無意識で歌った鼻歌でも必ず何かしらの調に属しているはずなので、打ちこんだメロディのシャープ・フラットがどこにあるのかを調べて調を確認しました。(ここが難しいかもしれません。参考↓)
http://guitarex.web.fc2.com/knowledge/key_signature.html

調が判明し、その曲中で使用できる音が決まったので、後はその音の中から適当にベースを鳴らしてみて一番良さそうな音に決めて、pianoも鳴らして違和感のない和音を地道に当てはめていって完成しました。

要するにゴリ押しなので、調を判明させる必要は別になかったと思います。調が分からずとも、調に合わない音を鳴らすとどうしても違和感が残るので、手間こそ増えますが、地道に鳴らしてしっくりくる音を探すという同様の方法を使ってピアノやベースを入れられると思います。
また制限をかけるために、pianoの和音にはそこで鳴っているメロディの音を入れた上で他の+1~2音を見繕っていきました。

今回の私の方法はメロディを決めてから和音(コード)を探っていきましたが、コードを最初に決めてからメロディを載せる方法もあります。正攻法は調を決めて、使用できるコードを当てはめていく方法ですが、難しいので、予備知識のいらない方法についてお伝えします。前者に興味があれば「音楽理論 入門」とかでググるとよさげです。下に参考になったサイトを貼っておきます。
http://studay.info/
https://www.studiorag.com/blog/fushimiten/kanon-chord?disp=more
http://sakkyoku.info/theory/diminished-seventh-chord/

予備知識のいらない方法ですが、コード進行のパターンをどこかから持ってきて、それを打ち込むのが手っ取り早いです。分かりやすいのは既存曲のコード進行を調べて載せてみる、など。他には
↓のようなコード進行を載せているサイトを探して、
http://www.masayoung.net/archives/970
↓こういうサイトでその各コードの構成音を調べて、dawに打ち込む、など。そこにメロディ適当につけて、ドラム付けて、ベースでその各コードの根音(AコードならA(ラ)の音)を弾けば曲が完成します。
http://www.piano-c.com/pianoChord_CMa.html

 
また作曲に関して分かりやすい動画を見つけたので、リンクを貼っておきます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm2161286

5. Tips

 
・メトロノーム
https://unko.kpop.jp/studio_one/20180208-4-metronome.php
考えたメロディを打ち込むとき、音符の長さがどこまでか分からずに困ることがあると思います。その時はメトロノームを鳴らしておくとリズムを取りやすくなります。

・ショートカットキー
https://ch.nicovideo.jp/yellow_line/blomaga/ar978623
特にctrl+s, ctrl+z, ctrl+y, Dは必須と言っていい程よく使います。また2. 設定 でショートカットキー登録したスタート、停止も必須です。マウスでカチカチするよりよっぽど楽です。

・ループ機能
https://sleepfreaks-dtm.com/for-beginner-studioone/loop-play/
試しに打ち込んでみた音が曲全体に合っているかどうかを確かめるには、再生してみる以外ありません。その度にわざわざキーを押すのも一手間です。ループ再生の機能でループさせながら、入れる音を決める、という方法がかなり便利です。

・音源
http://gaha2.blog52.fc2.com/blog-entry-766.html
外部音源でメジャーなフォーマットはVSTpluginですが、studio one primeはVSTを使用できません。studio one primeで音色を拡張する方法としては、soundfontというフォーマットがあります。(拡張子はsf2。sfzは無理なので注意!)

・Studio one起動してるとyoutube等の音が出ない
https://sleepfreaks-dtm.com/dtm-trouble/sound-out/

↓あまり関連ないですが、最近感動したTipsを貼っておきます。Studio one professional付属音源のギター打ち込みの記事です。midiデータだとかエディタの画像だとかを用いて再現性の高い情報をくれる記事はとても素晴らしいですね。(遠い目)
https://htmusicm.hateblo.jp/entry/studio-one-3-guitar-uchikomi

 

ここまで調子に乗ってべったべったと他人様のブログのリンクを貼り付けてきましたが、許可は一切取っておりません。もし問題だぞという方が居れば、お手数ですがご連絡をお願いいたします<(_ _)>

あんぱんたべたい

Rinju史上最速の作曲法

こんにちは、Rinjuです。KCS音楽班に所属する1年生です。今日担当なのに、今日の17時から書き始めるという不手際。そしてうまく書けずに内容変更と相成ってしまいまして、時間のない状況であります。

ん? 今、時間がないって言いました!?

言ってないし! 計画通りだし!! と言いたいところですが今回は「時間がない」と言って話を始めます。というのも、締め切り間際で時間がないときとか、とりあえず形にしてから考えたいときとかに、さっと楽曲を作ってしまう方法を僕なりに考えて実行してきたので、それを今回の記事では紹介しようと思うからです!

僕はTwitter上にて週2回程度のペースで開催されるイベント「深夜の2時間DTM」に何度か参加してきました。その過程で、2時間じゃぜんぜん曲作れないよー…と悩まされてきました。それでも参加をやめなかったのは、速く曲を作るメソッドを、実践を通して自分なりに作りたいと思ったからです。

とりあえずその現状を「Rinju史上最速の作曲法」と題してまとめたいと思います。そんなことわかってるという人もいるかもしれませんが、ご容赦ください。

1.環境を整える

最速の作曲は、音符を入力する以前に始まっているということです。

パソコンが快適に動作するようにしておいたり、MIDIキーボードなどの入力を楽にする機材を導入しておくことはもちろんのことですが、その他にできることはまだまだあります。

①トラックの整理

曲がふつうに曲として聞こえるために適切なトラック数の下限は「4」であると僕は考えます。4という数字にするとミスタに怒られそうですね。でも4です。

1.メロディ

2.コード

3.ベース

4.パーカッション

内訳は以上です。ベースはコードに含めればよいのでは? なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、メロディ:高音域、コード:中音域、ベース:低音域の配置を意識しているのと、コードトラックにベースが含まれているとごちゃごちゃした譜面になるという理由でベースは分けます。

これを基本にしておけば、急いでたらベースの入力忘れてたなんてことはなくせますし、今入力してる部分のコードは何だっけかと思ったとき、調べるのが容易です。お使いのソフトによるかもしれませんが、例えばStudio OneというDAWにはフォルダトラックを作る機能が付いていますので、上の4分類でフォルダを作ってトラックを分類しておけば、見た目にもきれいになります。

見た目がスッキリしていると、モチベーションの低下を食い止める効果があります。これはがちです。

なおフォルダは上に上げた順番にしましょう。というのもこうしておけば音の高低とおおむね対応するし、パーカッションを巻き込まず移調できるからです。

僕の曲「欠けた「私」、動き出した心」だと、これが、

 

バラバラなトラック

 

こうなります。

スクリーンショット (4)

段違いにわかりやすくないですか?

あとはトップダウン式に、編集したいトラックを表示すればいいわけです。

「サブメロディ」フォルダは、この曲ではボーカル的なメロディと楽器的なメロディを分けたかったので作りました。

②プリセットの作成

曲を作っていれば、自分で音作りをすることがあると思います。

「ふう~、曲ができた。寝よ」

ちょっと待ってください!

このままだと、この曲を作るのに使った音作りの設定、別曲やるときにやり直しになっちゃいますよ!

曲を読み込むのにはたいそう時間がかかります。だから、自分の曲に使った設定は全部プリセットとして保存しておきましょう。

スクリーンショット (5)

こんなふうにです。

「サイン・オブリガート」、「Rinju SuperSAW」~「電話」は僕が作ったプリセットです。この他、曲のエッセンスといえるものは保存しています。作った音色は自分好みであることが多いわけで、となれば後でまた欲しくなります。従って、プリセットとして保存しておけばすぐに曲作りに入れます。

②作曲をする前に考える。作曲中は感じる。

これはまだ実践しきれていませんが、そういうことなのかなと思っています。

作曲中に考えてしまうと、そのときそのときで考えたことが反映されるのでアイデアに富んだ曲になるというメリットがあるものの、大体は曲調が右往左往して、曲作りに時間がかかる結果になります。

そこで、曲を作る前にコンセプトを決めます。

エレキギターのリフをマイナーで不穏に聴かせる、とか、ジャズでウォーキングベースを使って小気味よく聴かせる、とかです。また、この曲は〇〇を表現するものである、というのもよいです。つまり、楽曲の方向性を定めて、あとは即興的に好き勝手に作ってしまえばいいということです。

そうしたら後は、その即興の中でどういう選択をするとよい曲になるのかを経験的に探っていけばよいのです。

 

③自分が気にならないところは作りこまない

これは手抜きではないか、という誹りを受ける可能性がかなりありますが、曲が作れないよりはマシなので主張の中に入れておきます。

例えば僕は、ドラムにフィルインがあるかないかは結構気になるので作りますが、シンセパッドがロングトーンか切ってあるかはあんまり気にならないので最初は白玉で入力します。最後まで白玉で終わるのもありだと思っています。メロディはどう考えたって聴くので、できるだけこだわって作ります。気にしまくります。ベースのフィルインはあまり気にならないので、時間があったらやるくらいです。結果、ベースは同音連打が多いです。

このように、自分にとって重要な箇所を心得て、そこに力を入れるようにすると、ひとまず要件は満たした楽曲を作ることができます。

スクリーンショット (6)

現在制作中の楽曲「Close the Tragedy, Build the Light」のベース(チェロ&コントラバス)。ベースの役割を果たしているのは下2行分の音ですが、完全に同じ形ですね。これは同じ形でも気にならないし、音が違くても印象がそこまで変わらないと判断したためです。上1行の音は②「感じて」作りました(つまるところテキトーです)が、このフレーズかどうかで全然違う印象になると思ったのでここは絶対キープです。

おわりに

作曲は限りなく凝ることができ、そのせいで難しく思ってしまう人は多いだろうと思います。また、せっかくモチベーションが上がっても、作曲に時間がかかりすぎてそれを維持するのが大変ということもあるでしょう。そこで、試しに僕の主張する、①環境を整えること、②作曲前に考えて作曲中は感じること、③自分が気にならないことは作りこまないことをやってみてくださったら、何か変わるのは間違いありません。

最後に、深夜の2時間DTMと、今日扱った曲のリンクを貼っておきます。

深夜の2時間DTM

欠けた「私」、動き出した心

深夜の2時間DTMは、お題に沿った曲を2時間くらいで作るので、自分でコンセプトを考えられなくても②が実行できます。あと、短いながらも曲数が増えるので、作曲の自信にもつながると思います。参加してみるといいと思います。

 

作曲がめんどくさいDTMerさん、作曲してみたいけどめんどくさそうでやる気でない方、今回の方法を、ぜひ実践してみてください!

 

←7日目 9日目→

Vocaloid5でポルタメントのタイミング調整をする裏技

こんにちは、音楽班のGMAです。

本当はKCS OBなんですが、折角の機会なので、KCSアドベントカレンダーに参加することにしました。

さて、今年の7月にVocaloid5が発表され、これまでよりもずっと歌声を手軽にかつ思い通りに調整できるようになりました。ただ、その一方でUIや仕様が大きく変わったのでVocaloid4以前から乗り換えた方は戸惑うことも多かったのではないでしょうか?

作曲をしているときに特に困ったのはポルタメントのタイミング調整。Vocaloid4以前であれば、ノートを右クリックしてプロパティを表示し、そこからタイミング調整を行うことができたのですが、それがVocaloid5には見当たらない…。5から新しく追加されたアタックエフェクトやリリースエフェクトを使うという方法もありますが、結構エフェクトのかかり方にクセがあるので、単純にタイミング調整だけしたい場合には不向きなんですよね…。

ですが、実はタイミング調整を比較的直感的に行う裏技がありまして。それは、

これを

vocaloid5

こうするだけです。

vocaloid5-2

お判りいただけましょうか?

どうやら、ポルタメントのタイミング計算にノートの長さを利用しているようで、ノートを次のノートに被せるように伸ばすことで、ポルタメントのタイミングを遅らせることができます。スクリーンショットのピッチラインを見ると、後者のほうがわずかにポルタメントのタイミングが遅れていることがわかると思います。

ちなみにこの方法では基本的にポルタメントのタイミングを早めることはできないので、その場合は従来どおり、母音分割して音を繋いであげるとか、コントロールパラメータのPortamento Timingをいじるとかしましょう。

あくまで裏技的なやり方だと思われますので、今後のアップデートで使えなくなる可能性はありますが、割と手軽にタイミング調整するのにはうってつけだと思います。ぜひ制作のお役に立てればと思います。

それでは!

←4日目 6日目→

今年もオリジナルCDアルバム出します

こんにちは、GMAです。

KCS音楽班では10月29日(日)の音系・メディアミックス同人即売会M3に向けて準備を頑張っています。

というわけで(何かしらトラブルが起きない限りは)今年もオリジナルCDアルバムの新作を出します。
タイトルは「Flowers in the mirror」です。

Flowers in the mirror ジャケット(v1.1)

↑ジャケットはこちら!

今回のCDの収録曲は7曲。価格は300円予定。ボーカロイドRanaとIAによるのオリジナル曲です。
曲調は前作に比べるとだいぶRockに寄っている感じ。
販売当日は会場でトラック1~6を試聴可能です。M3にお越しの際は是非、聴いてみてくださいね!


~トラックリスト~
作詞作曲:GMA(track1-7)
ボーカル:Rana(track1-3)IA(track4-6)

1 ランドスケープ (3:32)
2 リリィ (4:32)
3 君を継ぐ (5:21)
4 Another Mirror (5:00)
5 Timeless World (3:43)
6 Egoistic Gears (4:25)
7 Bonus Track (Instrument)

※収録曲等は全て予定です。


オリジナルCDアルバム販売のお知らせ

こんにちは、GMAです。

毎度毎度、他の記事から方向性がどんどん遠ざかってる気がしますが、今週末は矢上祭ですね。

というわけでオリジナルCDアルバム「FINIS」を販売します。

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↑ジャケットはこちら!

今回は上の1枚を販売します(300円)。(M3や三田祭ではこれに加えて音楽班からCD出しますのでお楽しみに!)

今回のCDは以下の10曲が収録されています。全てボーカロイドIAのオリジナル曲です。販売当日は会場で10曲とも試聴できますので、少しでも興味があれば是非!聴いてみてくださいm(_ _)m

ちなみにトラック1番のMagic Boxは今年度KCSイメージソングのバンドアレンジVer.です。矢上祭ではノーマルVer.の無料配布も行いますのでお楽しみに!


~トラックリスト~
作曲:GMA(track1-10)
作詞:Kew(track1)、GMA(track2-10)
ボーカル:IA(track1-10)

1 Magic Box(Band Arrange Ver.) (4:33)
2 Dots (5:46)
3 Step With You (5:19)
4 Home (3:09)
5 Ocean (4:50)
6 Eyes of your mind (2:41)
7 Roll and Role (2:15)
8 FINIS (1:18)
9 Good-bye (4:17)
10 Street Light (4:42)


DotsとOceanのショートバージョンは以下で視聴可能です!


テクノポップチックな曲づくり ~Ocean~

こんにちは、音楽班のGMAです。やたらめったら暑い日が続いてますね。

sound cloudに曲をアップしました。今回はそれの紹介です。

Ocean Short Version
作詞作曲 : GMA 歌 : IA

今回の曲はテクノポップチックなことをしようと思って作った実験作です。

トラックはこんな感じ。
どん。(整理されてなくてスミマセン……(;´Д`))

スクリーンショット (87)

自分はどちらかというとトラック少なめのシンプルな曲が好きなのですが、やっぱり打ち込みらしい曲はトラックが多くなりますね。今回の曲のキモは、

・ケロケロボイス
・サビ前の盛り上げ
・MS処理

といったところです(ほんとはまだまだあるのですが)。

まず、ケロケロボイスですが、ケロケロボイスってのは、Perfumeとかでお馴染みの機械的なボイスです。人間は歌うときに音程と音程の間を滑らかにつなぎますが、これを無理矢理、急激に音程に変わるように補正してやると独特な声になります。今回はボーカロイドに歌わせていますので、ある程度既に機械的なところはあるんですが、ガンガン補正させるためにあえて音を外したりしています。

サビ前の盛り上げはテクノなどの電子音楽でよくやる常套手段を使ってます。スネアドラムの連打や、ノイズにフィルタをかけて作るシュワシュワした音、そして、思いっきりリバーブ(反響音とかの効果のことです)を掛けたクラップ。この部分は他の部分に比べるとかなり慎重に調整しています。

MS処理は音をMidとSideに分け(音楽は普段はLRで扱うことが多いです)、Sideを強調することで広がりのある音にする手法です。音圧稼ぎの常套手段でもありますが、現代的な電子音楽感を出すのにうってつけな方法でもあります。

というわけで、本日はここまで。

それでは、また。

セルフライナーノーツ ~Dots~

どもです、音楽班のGMAです。

記事タイトルからして研究ネタが多いKCSらしからぬ感じですが、sound cloudに新曲をアップしましたので、そちらについてライナーノーツ的なものを書こうかと思います。

ちなみにさりげなく告知ですが、今年は矢上祭や三田祭などで、音楽班のCDを販売予定です。この新曲もそのCDからの曲となります。

Dots Short Version
作詞作曲 : GMA 歌 : IA

この曲は今年の2月ごろに作曲した曲で、「16ビートでアイデンティティがテーマ」という出発点からイメージを膨らませていきました。だいぶ以前からアイデンティティ(=自己同一性、自分が自分であること)については、いつか曲を書いてみたいなと思っていたので、念願叶ったり、という感じです。(なお、サビとかイントロが一応16ビートですね。)

自分が自分であることを確かめるってのは意外と難しい話だと思うんです。なぜなら、「自己同一性」という言葉には「同一」というワードが入っていますが、厳密に言えば、一時として自分が同一であり続けるなんてことは到底あり得ない。自分は毎日刻々と、自分の知らない間に変わっていくものだし、例えば「自分らしさ」というゴールに近づきたかったとしても、それは追いかければ追いかけるほど遠ざかるような、そんなものだと思うんです。立ち止まることもどこかで終着することもない。この曲で歌っているように、彷徨って自分らしきものを見つけたとしてもすぐに別れは訪れるし、そもそも「ほんとうの私」はどこにもいない。……そして、今自分が持っている言葉や思いで身を繕う。

この曲を作るにあたって、雰囲気作りにはかなりこだわりました。誰かに自分らしさを聞いて初めて分かることもあるかもしれないけれど、結局自分が自分らしいかを決めるしかない。だから、自分探しは真っ暗の宇宙を漂うような、そんな孤独な作業なんだと思います。バックで鳴っているストリングスやシンセ、パッドはそういったものを表現しています。

まあ、折角なのでKCSらしい(?)技術的な話を一つ。今回パッド(イントロやBメロでほわわんと鳴ってる空気みたいな音です。まあ、空気というよりは人の声に近い感じがするかもですが)にはSteinbergのPadshopを使用しています。これはグラニュラーシンセシスを用いた音源で、そのグラニュラーシンセシスというのは、いわば「音を粉々にして再構成することで新しい音色(おんしょく)を作り出す」というものです。正直何言ってるか分からないと思いますが、僕もよく分かりません(おい)。まあ、そういう音なんだと思ってください。そして、そういう音を使用すると何が良いかといいますと、音の抑揚や雰囲気を割と色々いじれるので、今までにないような自分でも驚くような音色に出会える、というところなんですよね。自分でも驚くような、なんて言ってしまうと、「曲作る人は初めから狙って音を作り出すものではないのか」とか言われてしまいそうですが、偶然出来たり発見した音も取り入れる、即ち新たな音との出会いは、作曲の醍醐味の一つです。うーん、やっぱりKCSっぽい感じがしない、この記事。というか、自分の知識が無さ過ぎて結局、技術面に全く踏み込めてませんね(汗)

というわけで、長くなってしまったので本日はこれくらいで。音楽班はこの夏、定期的にSound Cloudで曲を紹介していく予定ですので、そちらもお楽しみに。それでは。

音楽班紹介Ⅶ ~楽器の経験は作曲に必要か?~

こんにちは、音楽班のGMAです。ここまで毎日音楽班のメンバーが記事を更新してきましたが、毎日更新は今日が最後です!
さて、今日のテーマは楽器経験が作曲に必要かどうか、です。

やっぱり楽器経験は……必要?

まず、音楽班で実際に作曲しているメンバーたちに聞いてみると、声楽やバンド、ピアノなど、何らかの楽器経験がある人がほとんどです。僕自身はピアノや吹奏楽のパーカッション(すなわち打楽器)、弦楽(バイオリンとかチェロとかの音楽です。ビオラ(以下の画像を参照)の担当でした)などの経験があります。……となると、やっぱり楽器経験はあった方が良いのか…?とは思ってしまいますが、個人的に楽器経験はあったほうが良いが必須ではないと思っています。

music_viola
(イラストは「いらすとや」さんよりお借りしました。パッと見バイオリンにしか見えないし、実物見てもやっぱりバイオリンと見分けがつかないかもしれませんが、これが例のビオラです。)

さて、楽器経験があることの主なメリットについて、個人的な考えをリストアップしてみます。

  • 自分の経験のある楽器の音階、奏法を知っているためにその楽器を自然に扱った楽曲が作れる
  • 音感が鍛えられる
  • 作曲時に楽器を弾きながらフレーズを考えることが出来る
  • コード(和音のこと)理論を含む音楽の理論の理解が早い
  • 音楽をより楽しめる

本当に楽器経験は……必要?

ざっくり代表的なものをピックアップしてみればこんなところでしょうか。『ほら、やっぱり楽器やってないとダメじゃん!』もしかすると、そう思ってしまうかもしれませんが、果たしてどうでしょうか?

まず、一番目の楽器の理解ですが、これはどんな曲を作るかにもよりますし、大体、忙しい学生(※人による)があれもこれも楽器をマスターするなんて無理です。つまりいろんな曲作っていたらどのみち演奏したことがない、実物すら見たことない楽器だって使う機会がきっとあります。(ピアノしか弾けないからピアノ曲しか作らない、とかだとつまらないでしょう?)だから、楽器経験がない人と1,2種の楽器経験がある人の差なんて、その1,2種の楽器がうまく経験的に扱えるかだけですよ。

まあ、そんなことを言うと流石にそれは言い過ぎと言われかねない気がしますし、2番目に挙げた音感が鍛えられるって点はやはり見逃せないですね。ただ、楽器を演奏することだけが音感を鍛える方法のすべてでは無いですよね?音楽を聴くこと、歌うこと、楽しむこと……。それらはすべて音感の向上に繋がるはずです。要は音楽に接すればいいのです。(勿論ただ漠然と曲を聴くだけで簡単に向上したりはしませんが……。ス〇ードラーニングじゃあるまいし)

さて、3点目、楽器を弾きながらフレーズを考えられるですが、これについては確かにそうではあるのですが、別にこれ、演奏がうまく出来る必要はありませんよね?もし手元に楽器がなく、スマホをお持ちなら無料のピアノアプリをダウンロードしてきて適当に音鳴らしてみるだけでも良いんですよ。

次に音楽の理論の理解が早いということについてですが、これは曲者ですね。そもそも音楽の理論というのは理詰めで構築されたというよりは、経験則の積み重ねの側面が強いので、個人的には頭で覚えるより体で覚えた方が断然早いし(少なくとも初歩の段階では)融通が利きます。ただ、これについても、楽器を弾けなくとも色んな曲を聴いて研究すれば良いし、コード理論を学ぶ際は上に書いた無料のピアノアプリとか使って、和音を実際に鳴らしてみれば良いかと思います。

何がともあれ本当に必要なのは熱意!

さてさて、最後に音楽を楽しめる!という話ですが、楽器を演奏できればそりゃ勿論楽しいです。ただ、それは楽器経験が必須ということにはなりません。要は今もし楽器経験が無かったとしても、楽器を弾きたくなった時に弾けば良いんです。楽器ってなかなか高価で手が出しにくかったりしますが、今の時代なら無料のピアノアプリとかだってありますし。(もしKCSに参加してくだされば、部室にはちゃんとしたキーボードもありますし。)
……とまあ、なぜだか無料のピアノアプリの回し者になりかけている気がしますが、つまりは熱意を持ち続けることが大事です。自分のモチベーションを高く保てる方法で、音楽に接していければ、音楽を楽しめれば良いんです。

KCSはその熱意をサポートします!

この春から音楽制作を始めたい……!そう考えている慶應生はぜひKCS音楽班に一度お越しください。同じようにより良い音楽を作っていこうとしている仲間と切磋琢磨することで、きっとあなたのその熱意もさらに高まることでしょう。また、休日ではありますが4/24(日)には作曲体験会をやりますので、それにぜひ参加してもらえたらと思います!

最後に…

7日間毎日更新してきた音楽班メンバーによる紹介記事は今日で終わり。どうもまとまりのない(というかそもそも音楽班紹介になっていない)記事が多かったかと思いますが、要はそれくらいうちのサークルの音楽班はフリーダムかつ多種多様な音楽制作をやっているということです。作曲初心者の方はもちろん、作曲経験者の方も様々な音楽に触れることできっと自分自身の音楽観を広げるきっかけになると思いますよ!

毎日更新は今日で終わりではあるものの今後も定期的に音楽班の活動を発信していけたらと思っています。
それでは、また!

(おまけ)
ちなみに、やけに無料のピアノアプリを推してた気がしますが、個人的にはあくまで楽器に触れるきっかけには良いんじゃないか程度の認識です。ただ、僕個人の話をすれば録音できる無料のピアノアプリは思いついた曲のフレーズのメモに重宝していますよ。最近はWindows標準のMidi音源よりずっと良い音が出るアプリも多いみたいですしね。暇つぶしに鳴らしているだけでも結構楽しいです。

音楽班紹介Ⅵ ~矢上祭、三田祭での活動~

こんにちは。

昨年度の矢上祭と三田祭での活動を紹介したいと思います。

昨年度は音楽そのものを展示した初めての年でした。一昨年からゲームのBGMの製作はしていたものの、慶應コンピュータソサィエティが音楽を出し物にするとは想像できなかったですね。PCに製作した音楽をいれて、会場にBGMとして流したり、ヘッドホンを用意したりしました。当然、数人程度でしたが、聞いてくださる方もおり、良い記憶となりました。このような文化祭での展示があったことで、より高い目標、沢山の人に聞いてもらおう、なんて動きが音楽班に生まれたように感じます。

僕個人の話ですが、矢上祭では他のサークルでゲーム音楽を作曲している方との交流もあって、慶應の音楽のレベルの高さを痛感しました。僕は作曲して音楽班の仲間と共有した後、ネットに投稿するだけですが、実際に端末で聴いている人を横目で見るのは生々しいです。自分たち音楽班の活動の結果は、デバイスを通し、ヘッドホンで一人音楽を聴き、去ってゆく人間を作り出しているのだと。また、素直に心がすっきりしてくれたりとか、そういう反応が見える/見えないがあるので、本当に力不足だなと思えますし、もっと素晴らしい音楽をつくり、伝えていけたらと思うようになりました。

個人の反省ですが、次からは怖くても実際に感想をきけたら、よりためになったと思います。始めて間もない間は勉強不足の点を洗い出すのは大事でしょう。評価は、自分たちが文化祭でやったことの具体的な改善点になりますし、成長していくには必ず必要なことだと思います。またリベンジしたいです! おわり

 

4/24(日)に作曲体験会をやります)

音楽班紹介V 〜DTMと制作環境〜

こんにちは。音楽班紹介第5弾です。紹介になっていません。機材購入の際の備忘録だと思ってください。。

今回は、「制作環境」についてです。初心者がDTMに踏み出すときに、「何を揃えたらいいか分からない」ということがよくあるのですが、これには答える方も結構困ります。人によって必要になってくるモノのレベルやモノ自体が違うんですね。ですので、この記事はあくまで参考程度です。DTMやるなら持っておくといいよっていうやつをまとめただけです。持ってないと死ぬとかそういうことはないです。

一番いいのは必要と思ったときに適宜買い足していくことです。そのときにはぜひこの記事を参考にしてください。

あ、ちなみに4/24(日)に作曲体験会をやるんですが、そこで音楽班のメンバーの環境を使って曲を作ることができます。百聞は一見に如かずって言うしね。

はじめに

さて、制作環境の要素をいくつか、優先度の高い順に挙げていきます。全部いっぺんに買うと火の車なので、無理せず少しずつ揃えていくのがいいです。

  1. DAWソフト・音源
  2. MIDIキーボード
  3. オーディオインターフェイス
  4. モニターヘッドホン

ちなみに、音楽関連のモノを買うときには、サウンドハウス(http://www.soundhouse.co.jp)がオススメです。たいていここが一番安いです。

DAWソフト・音源

DAW(DigitalAudioWorkstation)っていうのは簡単に言うと音を打ち込んだり曲を編集したりできるソフトです。DTMの要です。たいていのDAWでは付属音源が使えるので、これがあればとりあえず音は出せます

・フリーソフト

一応紹介はしますが、総じて本格的な使用にはオススメできません。とりあえず触ってみたい人にはいいかも。

Domino(公式HP: http://takabosoft.com/domino)

フリーDAW(正式にはDominoはシーケンサ)で最も有名です。Windows版のみ。MIDIデータ編集ソフトという感じなので、音源やミックス系統はお察し。初めてDAWソフトで打ち込んでワクワクして鳴らした音が予想以上にショボくても泣かないでください。操作が簡単なので打ち込みの練習にはもってこいです。

GarageBand(公式HP: http://www.apple.com/jp/ios/garageband/)

MacのフリーDAWはこれ一択です。Mac版のみ。標準で入ってます。地味にいろいろできるし音もフリーとしてはなかなかいいのですが、欠点はとにかく重いこと。ノート数が増えるたびにどんどん重くなって、打ち込めたもんじゃないです。音源のみのMainStage 3(¥3,600)と併用すれば、コスパはさいつよです。GarageBand+MainStageの上位互換がLogic Pro X(有料DAW)です。

Studio One Prime(公式HP: http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/prime/)

有料DAWであるStudio Oneのフリー版です。Windows版とMac版があります。流石に有料DAWのフリー版なのでそこそこ使えるみたいです。自分は使ったことないですが。欠点は音源を新しく追加できないこと。付属音源のみでやりくりすることになります。音楽班に過去使っていた人がいるので、詳しくはその人に聞きましょう。

・有料ソフト

有料のものはどれ使っても機能としてはそんなに変わりませんというか使いこなしきれません。フリー版を使ってみて、お財布と相談して自分の肌に合いそうなやつを選びましょう。オーディオインターフェイスに付属してるものもあるので、最初からある程度お金出せるんならDAWと一緒にオーディオインターフェイスを選ぶのもありですね。グレードアップできることがほとんどなので、とりあえず最初は一番低いグレードのものを買えばいいと思います。

Studio One(公式HP: http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/)

Windows版とMac版があります。先ほどのものの有料版ですね。音楽班にはStudio One使いが何人かいるので、その点は心強いかも。グレードがいくつかあって、一番安いArtistはダウンロード12,800円, USB15,800円(ともに税込)。

Cubase(公式HP: http://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/start.html)

Windows版とMac版があります。音楽班にCubase使いがいます。電子音楽系に強いとか小耳に挟みました。オープンプライスですが、一番安いArtistをサウンドハウスで検索したところ、アカデミック版で19,440円(税込)でした。

Logic Pro X(公式HP: http://www.apple.com/jp/logic-pro/)

Mac版のみです。先ほどのGarageBandの上位互換です。Mac使いでDAWに悩んでいるならこれを買えばいいと思います。グレード別にはなっておらず、23,800円です。

その他

音楽班の人たちが使ってるやつを紹介しましたが、他にはオーディオインターフェイスと一緒にしか購入できないPro Tools(Win版とMac版あり)とか、よく落ちることで有名らしいSONAR(Win版のみ)とかがあります。

MIDIキーボード

パソコンのキーボードではなくて、楽器のキーボードみたいな見た目のやつです。打ち込みをするときに、マウスでポチポチやるのは果てしなく時間がかかるので、打ち込み量が増えてくるとほぼ必須になります。

MIDIキーボードを購入するときに気にするといい点は3つほどあります。

  1. 鍵盤数
  2. 持ち運び可能な重量・サイズかどうか
  3. その他の機能

1と2はある程度トレードオフなので、持ち運びを考えると25鍵か32鍵くらいが妥当でしょう。3のその他の機能っていうのは、トランスポーズとかサスティンとかいろいろありますが、別にパソコン上のDAWでもやろうと思えばできるので好みの範疇です。

価格としては、安いものだと5,000円を切るくらいから。標準的なものは高くても10,000円くらいです。

KORGのnanoKEY(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/162192/)で税込4,104円がサウンドハウスで今の所最安です。自分が使ってるのはXKEY(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/189469/)です。薄くて軽いのと、ある程度鍵盤がしっかりしてるものがよかったのでこれを選びました。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイス(オーディオI/F)っていうのは、パソコンのオーディオ関連機能を拡張するものっていうイメージです。普通のパソコンは入力は内臓マイクのみ、出力は内臓スピーカーやイヤホンのみですが、パソコンとオーディオインターフェイスを接続することによって、自分の持っている楽器の音を入力にしたり、DAWを通してエフェクトをかけて出力したりすることができます。

音楽班紹介IIやIIIの話でいうところのA/D変換D/A変換ができるようになるんですね。D/A変換はパソコンでもできますが、オーディオインターフェイスでD/A変換したほうが音を忠実に再現してくれます

オーディオインターフェイス選びで見るべき点は、次の6つです。(が、普通の環境で使う人は、基本的に1万円台〜2万円台のものを買えばハズレを引くことはないはず。それ以下は何か基本的なものが足りなくて、それ以上は値段に比例して音質がよくなって入出力数が増えると思ってください。)

  1. 入力数・出力数
  2. 入力端子・出力端子
  3. PCとの接続端子
  4. 音質(量子化ビット数、サンプリングレート)
  5. レイテンシ
  6. 付属DAWやアプリとの連動など

1については2in/1out2in/2outが一般的でしょうか。ここが増えるとかなり値段が上がります。モノラル1inだとステレオで入力できないので、そこだけ要注意。

2についてはコンボジャックのものを使えばまず間違いありません。ボーカル入力をする場合は、ファンタム音源対応かどうか、ギター・ベース入力をする場合にはHi-Z対応かどうかをチェックしてください。ちなみに、よく使われる端子には3種類あって、XLRとTRS、そしてこの2つの両方に対応するコンボジャックがあります。XLRはボーカル入力用のコンデンサマイクに使うやつですね。TRSはバンドとかで使うシールドの端子です。

3については、USB3.0(こっちのほうがかなり速い)か2.0か一般的です。3.0ポートは2.0も接続できますが、逆に2.0ポートに3.0を接続することはできないので、自分のPCのUSBポートを確認してみてください。Mac使いの人はUSBに加えて、FireWireThunderboltが使えます。USB3.0よりもこちらの方が速いです。一昔前のMacだとFireWire、最近のものだとThunderboltが使えます。これも要確認ですね。

4については、24bit/96kHz24bit/192kHzのものであれば問題ないでしょう。

5について、レイテンシとは入力してから音が聞こえるまでの遅延時間のことです。楽器を入力したい場合には気にかける必要がありますが、普通のオーディオインターフェイスであればレイテンシはほぼゼロに近い感じです。PCとの接続端子をUSB3.0やFireWire、Thunderboltにすると気持ち軽減されるかもしれません(違いが分かるとは言ってない)。

6について、DAW選びとオーディオインターフェイス選びを並行する手もあります。オーディオインターフェイスの多くはDAW付属なので、ある程度絞ったら、あとは付属DAWでオーディオインターフェイスを選んでもいいでしょう。また、一部オーディオインターフェイスではPC(あるいはスマホ)からソフトウェアを介して連動するものもあります。本体をアナログでいちいちいじるよりソフトでできた方が便利かも。

また、オーディオインターフェイス選びで一番重要なことですが、必ず現時点で自分が求める性能より1段階くらい上のものを買いましょう。DAWと違ってグレードアップはできず、消耗品でもないので、何年何十年と使うはずです。 DTMをやり込んでソフト面の環境が向上していくと、オーディオインターフェイスの性能が相対的に劣ってくるかもしれません。

価格としては、本当にピンキリですが、少なくとも1万未満のものはやめておいた方がいいと思います

1万円台では、UR22mkII(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/208842/)の税込15,660円, AudioBox iTwo(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/198319/)の税込14,796円あたりがよさそうでしょうか。URmkIIはかなり有名です。AudioBox iTwoはiPadと連動できるみたいです。

私はZOOMのTAC2(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/194273/)です。確かMac専用です。Thunderbolt接続なのとソフトが使いやすそうなのが決め手でした。

モニターヘッドホン

最後に、モニターヘッドホンです。オーディオインターフェイス+モニターヘッドホンで視聴環境がかなり向上します。オーディオインターフェイスとモニターヘッドホンを同時に購入するのもありですね。視聴環境が向上すると必然的に曲のミックスが良くなります

モニターヘッドホンと普通のヘッドホン(リスニングヘッドホン)は明確に区別されているわけではありません。一応モニターヘッドホンの方が原音を忠実に再現するものということになっていますが、その基準はメーカーによってバラバラです。

というか、いろいろ書いてますがモニターヘッドホンはSONYのMDR-CD900ST(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71265/)(税込14,850円)を買いましょう。日本のプロはこれ基準で音作りしてるので、これを持っておけばまず間違いありません。海外だとAKGのK240MKII(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/124432/)(税込10,778円)も使われてるみたいです。

最後に

これらをすべて揃えないといけないわけでは決してありません。必要と思ったときに適宜買い足していきましょう。そのときに見るための記事です。

つらつらと書きましたが、まずは実際に体験するのが一番です。4/24(日)に作曲体験会をやります(大事なことなので2回書きました)。分からないことがあったら音楽班の人たちに質問してください。