音楽班紹介V 〜DTMと制作環境〜

こんにちは。音楽班紹介第5弾です。紹介になっていません。機材購入の際の備忘録だと思ってください。。

今回は、「制作環境」についてです。初心者がDTMに踏み出すときに、「何を揃えたらいいか分からない」ということがよくあるのですが、これには答える方も結構困ります。人によって必要になってくるモノのレベルやモノ自体が違うんですね。ですので、この記事はあくまで参考程度です。DTMやるなら持っておくといいよっていうやつをまとめただけです。持ってないと死ぬとかそういうことはないです。

一番いいのは必要と思ったときに適宜買い足していくことです。そのときにはぜひこの記事を参考にしてください。

あ、ちなみに4/24(日)に作曲体験会をやるんですが、そこで音楽班のメンバーの環境を使って曲を作ることができます。百聞は一見に如かずって言うしね。

はじめに

さて、制作環境の要素をいくつか、優先度の高い順に挙げていきます。全部いっぺんに買うと火の車なので、無理せず少しずつ揃えていくのがいいです。

  1. DAWソフト・音源
  2. MIDIキーボード
  3. オーディオインターフェイス
  4. モニターヘッドホン

ちなみに、音楽関連のモノを買うときには、サウンドハウス(http://www.soundhouse.co.jp)がオススメです。たいていここが一番安いです。

DAWソフト・音源

DAW(DigitalAudioWorkstation)っていうのは簡単に言うと音を打ち込んだり曲を編集したりできるソフトです。DTMの要です。たいていのDAWでは付属音源が使えるので、これがあればとりあえず音は出せます

・フリーソフト

一応紹介はしますが、総じて本格的な使用にはオススメできません。とりあえず触ってみたい人にはいいかも。

Domino(公式HP: http://takabosoft.com/domino)

フリーDAW(正式にはDominoはシーケンサ)で最も有名です。Windows版のみ。MIDIデータ編集ソフトという感じなので、音源やミックス系統はお察し。初めてDAWソフトで打ち込んでワクワクして鳴らした音が予想以上にショボくても泣かないでください。操作が簡単なので打ち込みの練習にはもってこいです。

GarageBand(公式HP: http://www.apple.com/jp/ios/garageband/)

MacのフリーDAWはこれ一択です。Mac版のみ。標準で入ってます。地味にいろいろできるし音もフリーとしてはなかなかいいのですが、欠点はとにかく重いこと。ノート数が増えるたびにどんどん重くなって、打ち込めたもんじゃないです。音源のみのMainStage 3(¥3,600)と併用すれば、コスパはさいつよです。GarageBand+MainStageの上位互換がLogic Pro X(有料DAW)です。

Studio One Prime(公式HP: http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/prime/)

有料DAWであるStudio Oneのフリー版です。Windows版とMac版があります。流石に有料DAWのフリー版なのでそこそこ使えるみたいです。自分は使ったことないですが。欠点は音源を新しく追加できないこと。付属音源のみでやりくりすることになります。音楽班に過去使っていた人がいるので、詳しくはその人に聞きましょう。

・有料ソフト

有料のものはどれ使っても機能としてはそんなに変わりませんというか使いこなしきれません。フリー版を使ってみて、お財布と相談して自分の肌に合いそうなやつを選びましょう。オーディオインターフェイスに付属してるものもあるので、最初からある程度お金出せるんならDAWと一緒にオーディオインターフェイスを選ぶのもありですね。グレードアップできることがほとんどなので、とりあえず最初は一番低いグレードのものを買えばいいと思います。

Studio One(公式HP: http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/)

Windows版とMac版があります。先ほどのものの有料版ですね。音楽班にはStudio One使いが何人かいるので、その点は心強いかも。グレードがいくつかあって、一番安いArtistはダウンロード12,800円, USB15,800円(ともに税込)。

Cubase(公式HP: http://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/start.html)

Windows版とMac版があります。音楽班にCubase使いがいます。電子音楽系に強いとか小耳に挟みました。オープンプライスですが、一番安いArtistをサウンドハウスで検索したところ、アカデミック版で19,440円(税込)でした。

Logic Pro X(公式HP: http://www.apple.com/jp/logic-pro/)

Mac版のみです。先ほどのGarageBandの上位互換です。Mac使いでDAWに悩んでいるならこれを買えばいいと思います。グレード別にはなっておらず、23,800円です。

その他

音楽班の人たちが使ってるやつを紹介しましたが、他にはオーディオインターフェイスと一緒にしか購入できないPro Tools(Win版とMac版あり)とか、よく落ちることで有名らしいSONAR(Win版のみ)とかがあります。

MIDIキーボード

パソコンのキーボードではなくて、楽器のキーボードみたいな見た目のやつです。打ち込みをするときに、マウスでポチポチやるのは果てしなく時間がかかるので、打ち込み量が増えてくるとほぼ必須になります。

MIDIキーボードを購入するときに気にするといい点は3つほどあります。

  1. 鍵盤数
  2. 持ち運び可能な重量・サイズかどうか
  3. その他の機能

1と2はある程度トレードオフなので、持ち運びを考えると25鍵か32鍵くらいが妥当でしょう。3のその他の機能っていうのは、トランスポーズとかサスティンとかいろいろありますが、別にパソコン上のDAWでもやろうと思えばできるので好みの範疇です。

価格としては、安いものだと5,000円を切るくらいから。標準的なものは高くても10,000円くらいです。

KORGのnanoKEY(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/162192/)で税込4,104円がサウンドハウスで今の所最安です。自分が使ってるのはXKEY(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/189469/)です。薄くて軽いのと、ある程度鍵盤がしっかりしてるものがよかったのでこれを選びました。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイス(オーディオI/F)っていうのは、パソコンのオーディオ関連機能を拡張するものっていうイメージです。普通のパソコンは入力は内臓マイクのみ、出力は内臓スピーカーやイヤホンのみですが、パソコンとオーディオインターフェイスを接続することによって、自分の持っている楽器の音を入力にしたり、DAWを通してエフェクトをかけて出力したりすることができます。

音楽班紹介IIやIIIの話でいうところのA/D変換D/A変換ができるようになるんですね。D/A変換はパソコンでもできますが、オーディオインターフェイスでD/A変換したほうが音を忠実に再現してくれます

オーディオインターフェイス選びで見るべき点は、次の6つです。(が、普通の環境で使う人は、基本的に1万円台〜2万円台のものを買えばハズレを引くことはないはず。それ以下は何か基本的なものが足りなくて、それ以上は値段に比例して音質がよくなって入出力数が増えると思ってください。)

  1. 入力数・出力数
  2. 入力端子・出力端子
  3. PCとの接続端子
  4. 音質(量子化ビット数、サンプリングレート)
  5. レイテンシ
  6. 付属DAWやアプリとの連動など

1については2in/1out2in/2outが一般的でしょうか。ここが増えるとかなり値段が上がります。モノラル1inだとステレオで入力できないので、そこだけ要注意。

2についてはコンボジャックのものを使えばまず間違いありません。ボーカル入力をする場合は、ファンタム音源対応かどうか、ギター・ベース入力をする場合にはHi-Z対応かどうかをチェックしてください。ちなみに、よく使われる端子には3種類あって、XLRとTRS、そしてこの2つの両方に対応するコンボジャックがあります。XLRはボーカル入力用のコンデンサマイクに使うやつですね。TRSはバンドとかで使うシールドの端子です。

3については、USB3.0(こっちのほうがかなり速い)か2.0か一般的です。3.0ポートは2.0も接続できますが、逆に2.0ポートに3.0を接続することはできないので、自分のPCのUSBポートを確認してみてください。Mac使いの人はUSBに加えて、FireWireThunderboltが使えます。USB3.0よりもこちらの方が速いです。一昔前のMacだとFireWire、最近のものだとThunderboltが使えます。これも要確認ですね。

4については、24bit/96kHz24bit/192kHzのものであれば問題ないでしょう。

5について、レイテンシとは入力してから音が聞こえるまでの遅延時間のことです。楽器を入力したい場合には気にかける必要がありますが、普通のオーディオインターフェイスであればレイテンシはほぼゼロに近い感じです。PCとの接続端子をUSB3.0やFireWire、Thunderboltにすると気持ち軽減されるかもしれません(違いが分かるとは言ってない)。

6について、DAW選びとオーディオインターフェイス選びを並行する手もあります。オーディオインターフェイスの多くはDAW付属なので、ある程度絞ったら、あとは付属DAWでオーディオインターフェイスを選んでもいいでしょう。また、一部オーディオインターフェイスではPC(あるいはスマホ)からソフトウェアを介して連動するものもあります。本体をアナログでいちいちいじるよりソフトでできた方が便利かも。

また、オーディオインターフェイス選びで一番重要なことですが、必ず現時点で自分が求める性能より1段階くらい上のものを買いましょう。DAWと違ってグレードアップはできず、消耗品でもないので、何年何十年と使うはずです。 DTMをやり込んでソフト面の環境が向上していくと、オーディオインターフェイスの性能が相対的に劣ってくるかもしれません。

価格としては、本当にピンキリですが、少なくとも1万未満のものはやめておいた方がいいと思います

1万円台では、UR22mkII(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/208842/)の税込15,660円, AudioBox iTwo(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/198319/)の税込14,796円あたりがよさそうでしょうか。URmkIIはかなり有名です。AudioBox iTwoはiPadと連動できるみたいです。

私はZOOMのTAC2(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/194273/)です。確かMac専用です。Thunderbolt接続なのとソフトが使いやすそうなのが決め手でした。

モニターヘッドホン

最後に、モニターヘッドホンです。オーディオインターフェイス+モニターヘッドホンで視聴環境がかなり向上します。オーディオインターフェイスとモニターヘッドホンを同時に購入するのもありですね。視聴環境が向上すると必然的に曲のミックスが良くなります

モニターヘッドホンと普通のヘッドホン(リスニングヘッドホン)は明確に区別されているわけではありません。一応モニターヘッドホンの方が原音を忠実に再現するものということになっていますが、その基準はメーカーによってバラバラです。

というか、いろいろ書いてますがモニターヘッドホンはSONYのMDR-CD900ST(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71265/)(税込14,850円)を買いましょう。日本のプロはこれ基準で音作りしてるので、これを持っておけばまず間違いありません。海外だとAKGのK240MKII(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/124432/)(税込10,778円)も使われてるみたいです。

最後に

これらをすべて揃えないといけないわけでは決してありません。必要と思ったときに適宜買い足していきましょう。そのときに見るための記事です。

つらつらと書きましたが、まずは実際に体験するのが一番です。4/24(日)に作曲体験会をやります(大事なことなので2回書きました)。分からないことがあったら音楽班の人たちに質問してください。

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